ディクテーションのやり方と効果、おすすめ教材を紹介!英語リスニング強化に最適!

ディクテーションで得られるメリット

ディクテーションは英語の音声を聞いて、聞いた文章をそのまま紙などに書き出していく方法です。

一見すると時間もかかるし効率の悪い勉強法に見えなくもないのですが、それでも私はリスニングが苦手、と思っている人は是非ディクテーションに挑戦してほしいと思います。

ディクテーションで得られる効果
  • 集中して聞くことでリスニングの強化になる
  • 自分が聞き取れていない音や箇所が明確になる

まず、ディクテーションは一字一句書き出さなければいけないので、かなり集中して英文を聞くことになります。

テンポの速いナチュラルスピードで聞き流している間はちゃんと聞こえなかった音が、ディクテーションで集中して聞いたらよく聞こえるようになってきた、というのもよくあります。

また、初心者の方は上手く聞き取れなかった箇所は何度か繰り返して聞いて、自分で文章に起こせるまで聞いて見ましょう。

後から答え合わせをしてみると、それでも聞き取れなかった音、というのが何か分かってきます。

それは「知らない単語」だから聞き取れなかったのか、それとも知っている単語なのにスピードが速かったり音が連結していたため聞き取れなかったのか、原因分析をすることが出来ます。

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エイミー

ディクテーションは自分の聞き取れない音や箇所を明確にして分析するためのステップになるよ!

ディクテーションの具体的なやり方

ここからは、私がやっているディクテーションの具体的なやり方について解説していきます。

まずは教材を一通り聞いてみる

ディクテーションをするなら短文のフレーズ集よりも、ある程度長さのある文章になった教材がおすすめです。

ディクテーションをする時は、まずは自力でどのくらい聞き取れるか一通り聞いて見ましょう。

ここで一回目でほとんど聞き取れてしまう教材は少し簡単すぎるかもしれません。

一番良いレベルは一回目だと完全には理解出来ないけど、3〜4回聞けばおおかた内容が理解出来てくるくらいの教材が一番レベルにあった教材だと思います。

一回だと理解が追いつかなくて聞き取れないけど、数回聞くうちに理解出来るようであれば、ディクテーションやシャドーイングを繰り返すことでかなり効果を出しやすいです。

フレーズ毎に止めながら、ディクテーション

何回か教材を聞いたら、ディクテーションを始めます。

私は聴いた文章をWordに打ち込むような形でディクテーションをしています。

この時のコツはある程度フレーズのまとまり毎に一時停止をしながら書き出していくことです。

 What Einstein is saying is that there are no two events that can be considered truly simultaneous. Let me explain by describing the thought experiment Einstein used to clarify this point.

このような文章があった場合に、

 What Einstein is saying is that there are no two events / that can be considered truly simultaneous. / Let me explain by describing the thought experiment / Einstein used to clarify this point.

くらいのフレーズ毎にポーズしながらディクテーションをすると良いんです。

というのも、フレーズ毎に書き出すのは超短時間とは言え今聞いた英文を覚える⇒自分で文章に起こすという頭の中の作業が必要になり、これがかなり英語力の強化に効果的になります。

やってみると分かりますがこれは意外と難しいので、最初のうちは何回も聞き直すことになると思います。

これは森沢洋介さんの音読パッケージでも推奨されているリピーティング練習にも言えることで、英語力が上がってくると短時間の文章暗記力は上がるので少しずつ出来るようになりますよ。

音読パッケージをやりこんだらマジで英語力に効果抜群だと感じた

逆に、

 What Einstein / is / saying is that / there are / no two events …

のように細切れにしすぎてしまうと、効果がないわけではないですがただひたすら聞こえる単語を書き出すだけになってしまって、意味も頭に入りにくいしディクテーションの効果が得づらいんです。

分からない箇所は分かるまで聞く

ナチュラルスピードの英語でディクテーションをしていると、聞き取れない箇所が出てくると思います。

何回聞いても、

「今なんて言ってるの?」

っていう箇所は何回か繰り返し聞いて、もうこれ以上聞いても分かんない、無理、となるまで聞きます。

ある程度前後文脈の意味を取っているとわかってくる箇所もあると思うので、それでも分からない箇所は次のスクリプトを見ながらなぜ自分が聞き取れなかったかを確認しましょうね。

補足
繰り返し聞くためのプレーヤーはiTunesだと「5秒送り」などの短い時間送りが出来ないので、数秒〜10秒程度の巻き戻し機能のある音楽プレーヤーを使うとかなり快適になります!

iTunesのライブラリと連携して再生出来るプレーヤーが無料〜数百円であるので使いやすいものを選んでみると良いですよ!

スクリプトで答え合わせをする

ここまで来たら、最後はスクリプトで答え合わせをしましょう。

私はWordにディクテーションした文章を打ち込んでいるので、スクリプトを見て答え合わせをしながら間違っている箇所は赤字で直していきます。

ここで間違えた箇所・聞き取れなかった箇所はなぜ間違えたのかをしっかりと検討します。リスニングで聞き取れないパターンは大きく2種類で、

  • そもそもその単語を知らないから聞き取れない
  • スクリプトを見たら知っている単語ばかりなのに聞き取れない

知らない単語は1パッセージに数個〜5個以下くらいであれば、しっかりとリスニング力をつければ意味が理解出来るはずなので、そこまで気にする必要はないです。

勉強しながら出てきた単語は覚えるようにするとか、TOEICやTOEFLが目的なら専用の単語帳を一冊くらいはやりこむと良いでしょう。

そしてスクリプトを見たら知っている単語ばかりなのに聞き取れないのは、リスニングになれていないこともありますが、日本人は発音の学習をすると少し改善する可能性もあります。

「英語は通じれば良いから発音の勉強は不要」は間違い!なぜ発音は大事なのか?

英語をカタカナに変換してしまうクセのある人は、一度は発音の学習をすることをおすすめします。

人間知らない音は聞き取れないし、発音が改善するとリスニング力もあがります。

慣れたら脳内ディクテーションでもOK

ディクテーションは一字一句書き出すのは時間もかかります。

最初のうちは自分の聴き取れない箇所を明確にするためにも全て書き出してみるのをおすすめしますが、慣れてきたら脳内ディクテーションしてみましょう。

紙には書き出さないですが、聞こえたフレーズを心の中で復唱しながら意味を掴んでいきます。

ただしこの時に聴き取れなかった部分、なんて言ってるかわからなかった部分をメモしておいて後からスクリプトや日本語訳と答え合わせ出来るようにしておきましょう。

ディクテーションして終わりじゃない!

ディクテーションが終わって満足して「よし!次の文章やろう!」とするのは勿体ないです!

ディクテーションを終えたらその後に精読・シャドーイングをして繰り返し英文を聴くことで英語力の向上につながります。

ディクテーション後の精読・シャドーイングも大事

ディクテーションが終わったらまずは精読して、文構造・単語ともに隅々まで読み込みます。

日本語訳を見てなんとなく理解する気になってしまうのは絶対駄目です。

一般的にリスニング教材ではそこまで凝った文章や、構造の取りづらい文章は少ないと思うので比較的精読はしやすいと思います。

精読をしたら次はシャドーイングです。

ディクテーションで聴き取れなかった発音は実際の音源を繰り返し聴きながら口に出して、音のつながりや正しい発音を自分の中に覚え込ませるようにすると良いです。

さらにシャドーイングをする時のポイントは、単に無心で音を繰り返すのではなく意味を理解しながら口に出すことです。

ナチュラルスピードで聴きながら声に出して、なおかつそのスピードでスーッと文構造・意味ともに頭に入ってくる、そんな状態で繰り返しましょう。

私はシャドーイングは通勤の徒歩の最中なんかに聴くことが多いので「〇回」というのはあまり決めていないのですが、1つの英文につき20〜30回くらいはシャドーイングするようにしています。

ディクテーション教材の選び方

ディクテーションする教材はなんでも良いと思います。

  • 音源とスクリプトがある
  • 短文よりもある程度の長さのある文章のもの
  • かつ、長さが長すぎないもの
  • 自分にあったレベルのもの

というような条件が揃っているものが使いやすいでしょう。

文章として聴きながら、そのスピードで意味が理解出来るようになるための練習が出来るのが理想なので、短文集よりはある程度の長さのある文章が良いです。

とはいえいきなり海外ドラマや映画、偉人のスピーチなどのディクテーション&シャドーイングは時間も長くて難易度が高いので、最初のうちはやはり市販のTOEICやTOEFLなどの資格試験向けの教材を使うのが良いのではないかと思います。

時間はせいぜい5分くらいまでが繰り返し聴くにはちょうど良いです。

10分を超えるとシャドーイングがだれがちなので、慣れてきたら多読多聴のツールとして利用するには良いですが、初心者は長すぎるものはやめましょう。

自分のレベルに合っているかどうかは実際に聴いてみないと書店で見ただけだと分かりにくい可能性がありますが、

  • ゆっくり英文を読めば概ね理解出来る
  • 5分程度の文章なら、知らない単語はせいぜい5個以下
  • 英文を初回では理解出来なくても、3〜4回聴けば大体意味が分かってくる

くらいの教材がちょうど良いと思います。

リスニングは書店では視聴出来ないですが、最近は電子書籍向けに音源のみであればネットでダウンロード出来る書籍も増えていますから、一部ダウンロードして試しに聴いてみることも出来るかもしれません。

おすすめのディクテーション教材

一言でおすすめ、と言っても個々人のレベルによって違うのですが、レベルや目的別にいくつかおすすめを紹介しておこうと思います。

初心者におすすめ – 音読パッケージシリーズ

まず、リスニングはすごく苦手。

TOEFLやTOEICを受けようと思ってるけど数回聞いても何言ってるかさっぱり分からない、半分くらいしか理解出来ない。

という人には私は別記事でも紹介していますが音読パッケージシリーズを使ってディクテーションすると良いと思います。

このシリーズは初級・中級・上級とありますが、いずれも英文の中にポーズ入り音源が準備されています。

ポーズ入り音源を使って練習するとディクテーションがやりやすいです。

またこの教材はシャドーイング・リピーティングも合わせて行うことで英語のスピーキング力の向上につながります。

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大変だけどディクテーション⇒リピーティング⇒シャドーイングの順で練習するとかなり効果が出やすいよ!

TOEFLリスニング対策におすすめ – TOEFL iBT TESTリスニングのエッセンス

TOEFLのリスニング対策をしたい時の最初の一冊におすすめな本はこれです。

ある程度下の地がないと結構難しく、TOEFLに即した問題なので1パッセージあたり3〜5分と長めですし、全くの初心者がディクテーションするには難しいです。

内容も教養になるものが多くて、TOEFL英語のようなアカデミックな内容に興味のある方なら多分かなり興味を持って取り組めると思いますよ。

まとめ – リスニングが苦手な人は是非ディクテーションを!

今日はリスニング強化の大きな一助になる、ディクテーションのやり方について説明してきました。

ディクテーションは時間もかかるし大変ですが、リスニングが苦手と感じている人は是非挑戦してみてくださいね。

それではまた!

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