カランとDME両方受講して比較!受講すべき英会話メソッドはどっち!?

通常の4倍速で英語を習得出来ると言われているカランメソッドという学習法が近年話題となり、いくつかのオンライン英会話でも取り入れられています。

ただ、カランはイギリス英語が主体であることやあまり現実に使わない例文が多いなどの欠点もありました。

そこでDMEメソッドという、“現代版カラン”“進化版カラン”とも言われる新しいメソッドが誕生しています。

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Amy

DMEの方がカランの欠点を補うと言われていて良さそうに思えるけど、日本のオンラインスクールでは受講出来るところが少なくて情報が少ないんだよね。

そこで、私はカランを2ヶ月でStage4、DMEを3ヶ月でStage6まで受講してみました。

両方受講してみると、それぞれの共通点、違いなど色々分かることもありました。

そこで今日は両者の特徴、共通点や違いと、結局のところどちらを受講すべきか?についてまとめていきます。

カランメソッドについて

カランメソッドは代表的な“ダイレクトメソッド”の一種で、その歴史は古く1960年代にベルリッツスクールで働いていたMr. カランによってつくられたメソッドです。

ダイレクトメソッドとは?

私達が母国語を習得する際に第2言語を必要としないように、第2言語を習得する際も母国語を介さずに対象言語のみで学べるはず、との考えに基づいた勉強法

英語で聞いて、英語で考え、英語で答えるという”英語脳”を鍛えることで、通常の4倍のスピードで英語を習得出来る画期的なメソッドとして注目されました。

近年日本でもカランメソッドは人気を集めていて、多くのオンライン英会話でもカランコースを取り入れています。

私もネイティブキャンプというオンライン英会話で約2ヶ月カランメソッドを受講してみました。

カランメソッドは本当に効果ある?2ヶ月がっつり受講してみた感想

DMEメソッドについて

一方でDMEメソッドは、カランメソッドのいくつかの問題点を改善するようにと作られたカランメソッドの進化版と言われています。

カランメソッドの欠点
  • イギリス英語がベースになっている
  • やや古い表現や実際使いにくい表現が多かった
  • 文法の学習が少ない

こうした欠点を改善しようと、アメリカ英語をベースに現代に即した自然な表現を多く取り入れ、またイラストなどを多用することによって視覚でのイメージを得やすくなるような工夫も施されました。

文法事項の学習も強化されて、カランの弱いとされていた部分を補うように誕生したのがDMEメソッドになるわけです。

カランと比べて知名度が低く、日本のオンラインスクールで取り入れているところはまだまだ少ないようです。

私も調べた限りDMEが受講出来るスクールは数社しか見つけられず、そのうちの一つであったイングリッシュベルでDMEメソッドを約3ヶ月ほど受講しました。

DMEメソッドは効果ある?オンラインで3ヶ月受講してみた感想

カランとDMEの共通点

両者の基本的な流れ

両者の比較に入る前に、どちらもダイレクトメソッドという英語学習メソッドに沿ったもので、おおまかなレッスンの流れは同じです。

  1. 先生が質問を(基本的にはナチュラルスピードで)2回繰り返す。
  2. 生徒はその質問に対してフルセンテンスで答える

という流れです。

基本的ににナチュラルスピードを書きましたが、先生によっては少し手加減してくれる人もいるようです(^_^;

例えば、

Teacher

Are they standing in front of the house ? Are they standing in front of the house ?

という先生の質問に対して、

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Student

Yes, they’re standing in front of the house.

もしくは、

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Student

No, they aren’t standing in front of the house;
they are standing behind the house.

のように答えます。

どちらも英語で英語で学ぶ発想は同じ

カランもDMEもダイレクトメソッドを基本にしているので、英語で英語を学ぶ、という発想は同じです。

なので英語全くの初心者にはむかないという説もありますが、私はその点はあまり不安になることはないと思います。

多くのオンライン英会話の先生とは日本語で会話出来ない状態でレッスンをしているので、どうしても理解出来ない場合は身振り手振りを交えて説明してもらったりとなんだかんだ上手くやっている人がほとんどです。

なので普段のオンライン英会話がこなせているならばカランやDMEもなんとかなるものじゃないかなぁと思います。

両者で習得出来るスキル

カランもDMEも、ポイントは質問にフルセンテンスで答えることです。

実際の英会話の場面では全てフルセンテンスで答えるのはしつこい感じがするかもしれません。

でも、英語初心者のうちは単語のみで回答してしまったりしがちですからこれを直してきちんと文章で答える、という訓練にはとても良いです。

どちらも質問を2回読まれる間にすぐに答えなければならず、とにかく早く答えなきゃ!となるので英語の瞬発力トレーニングにはもってこいです。

私は受験英語はそこそこの偏差値もあって読み書きは出来るけど、実際の会話となると全然言葉が出てこない人だったのですが、そうした場合に英語をどんどん口から出していくにはとてもむいているトレーニングだと思います。

カランとDMEの違いは?

さてさてここからは、両方を受講してみて感じた違いなどを書いていきます。

DMEはより現代に即した自然な例文が多い

まず、DMEは“カランの進化版”と言われているだけあり、文章が日常的に使いそうな表現が多いと感じました。

Stage1は本当に基本中の基本から始まっていきますが、クラスルームでの会話や体の部位について話したりと日常的に使いそうな場面や単語がとても多いです。

DMEはイラスト多用しながら楽しめるように工夫されている

DMEはとにかくイラストが豊富です。

クラスルームの写真を見ながらどこに誰がいる、どこに何がある、あの本は誰のもの…のように絵で見ながら話をつくっていきます。

カランも時折イラストがあったり、ジェスチャーを交えて、

Q. “(本を開きながら)What am I doing? What am I doing?”

 

A. “You are opening the book”

のような場面もありますが、視覚的な要素はDMEの方が圧倒的に多いと感じました。

カランはイギリス英語、DMEはアメリカ英語

これは色々なところにも書かれていますが、カランは基本イギリス英語がベースです。

私はこれまでイギリス英語で学んだことはなかったので、馴染みのない表現も結構ありました。

例えばイギリスでは所有しているものに対して使う”have”を”have got”と表現します。

Q. Have I got four arms? Have I got four arms?

A. No, you haven’t got four arms; you’ve only got two arms.

テキスト通りやらないと間違いなので、“have got”というアメリカ英語では全く馴染みのない表現を身につけるようにしなければなりません(^_^;

イギリス英語を学びたい人には良いのですが、アメリカ英語をメインで学びたい人にはあまりむいていないようにも思います。

よりスパルタなのはカラン

どちらも素早く答えなければならないという意味ではスパルタなのですが、カランの方が難易度が高く感じます。

ただ私が受講した時はDMEは原則全員Stage1からスタートするのに対して、カランは最初のレベルチェック次第で途中ステージからの開始が可能でした。

私はカランはStage2からスタートになったので、一概にレベルの比較は難しいかもしれませんが、多くのネット上の評判でもカランの方がスパルタ、という声が多いです。

カランは最初から聞き取るのがやっとで、瞬時に正しい答えを出すのはなかなか出来なかったです(^_^;

ただ一方でDMEは最初が簡単すぎて結構ダルかったです。

カランに比べてイラストも多用されて初心者でも学びやすくなっているように思いますが、どちらがより力がついた?と追われると短い時間で比較するならカランだったように思います。

カランとDMEの比較表

私が両方受講してみた感覚をもとに、比較表をつくってみました!

カランDME
最新版テキスト発行年2012年2014年
種類とテキストCallan (Stage1~12)
Callan for Business
Callan for Kids (Stage1~4)
※紙書籍版と電子書籍版あり
※電子書籍版の方が少し安い
※通常カラン紙書籍版で1冊1600円
DME Standard(Book1~9)
DME Teen(Book1~6)
DME Kids(Book1~6)
DME Elementary(Book1~6)
DME Get Down To Business
※DME Standardは1冊3240円
※紙書籍版のみ
オンライン復習教材ありe-learningあり
言語イギリス英語アメリカ英語
文法学習少ない多い
難易度スパルタ、難易度高い比較的初心者でも可で、難易度の上がりがゆっくり
スタートレベル最初のレベルチェックによる
途中ステージからのスタートもあり
基本的にStage1〜スタート
メリット・スパルタ感が強くてリスニングや反射神経の訓練になりやすい
・受講可能なスクールが多い
・カランに比較して初心者でも取り組みやすい
・より自然で現代に即した英語が多め
・イラストも多用して視覚も使う
・テキストが3〜4年毎にアップデートされて常に最新
デメリット・あまり実践的でない文章も多い
・イギリス英語がベースになっていて、馴染みのない表現がたまにある
・難易度が高く初心者にむかない
・受講出来るスクールが限られる
・テキストの値段が高い
・序盤は進み方がゆっくりでダレやすい
受講出来るオンライン英会話

カランとDME、結局どちらがおすすめ?

総合するとおすすめはDME

カラン2ヶ月、DME3ヶ月受けてみて結局どちらがおすすめかといえば、総合するとDMEがおすすめかとおもいます。

特に、イギリス英語に抵抗があるならDME一択だと思います。

DMEの方が現代版カランと言われているだけのことはあり、現実に使いやすそうな英文が多いですし、イラストも多用されていて頭に入りやすいと思います。

文法学習も強化されているので、初中級者くらいの人から総合的に英語を学びたい人にはDMEがおすすめです。

中級者はカランの方が良い場合も

ただ比較的中級者で、スパルタで短期間で英語力を上げたい!となるとカランの方がおすすめに思います。

DMEは初心者でも学びやすいようにStageが進んでも難易度の上昇が緩やかです。

おまけにレベル関係なく全員Stage1からのスタートとなるので、そこそこ英語学習経験者は序盤ダレやすいです。

カランは文法学習が少なめですが、大学受験などで受験英語は勉強していたけど会話で使えるように英会話を学びたい!という人は、基本文法は理解している人も多いと思うので、DMEの文法学習はつまらないし、これ自分にとって意味あるのかな?となりやすいと思います。

迷ったら無料体験を受けてみよう

というわけでどっちつかずの結論になってしまっていますが、迷ってしまった場合はとりあえず両方無料体験で受講してみましょう。

カラン受講のおすすめはネイティブキャンプ

私も利用していたネイティブキャンプでは、無料会員登録で7日間レッスン受け放題です。

カランは別途ポイントが必要ですが、登録時に1000ポイント(カランレッスン5回分)もらえるので、お試しでやってみるのにちょうど良いです。

ネイティブキャンプを1年受講してみて感じたメリット&デメリット

ネイティブキャンプは結構長い期間続けていたので、カランも含めてオンライン英会話を始めようか迷っている人は↑の記事も参考になると思います。

DME受講のおすすめはイングリッシュベル

DMEはイングリッシュベルの無料体験で受けられます。イングリッシュベルの無料体験は2回のみで、1回目はレベルチェックになってしまうのでDMEの無料体験は1回だけしか受けられません。

ただ、イングリッシュベルは月額制ではなくポイント購入制なので、迷った場合はひとまず5回分のポイント(3900円)を購入してみるのもアリでしょう。月額の自動更新ではないので、合わないと思ったらすぐにやめてしまえば大丈夫です^^

カランもDMEも続けるならテキストや音源を使って復習をした方が良いですが、最初の数回であればテキストなしでやってみても大丈夫だと思います。

両方受けてみて、私は結局どうしたか?

そしてそんな私が結局どうしたかと言えば、カラン2ヶ月、DME3ヶ月受講してみた結果、両方ともやめました。

えぇ〜!ここまで書いておきながらなんだそれ!

と言われてしまうかもしれませんが、正直どちらもあんまり面白くなかったんです(^_^;

英語力が伸びるかどうかが第一なのですが、つまらなくて続けられないなら意味ないじゃないですか。

じゃあどちらもやらない方が良いの?というと、私はこの短い期間だけでもカランとDMEを受けてみて良かったと思っています。

  • センテンスで答えられるようになった
  • 苦手だった会話への応答スピードが上がった
  • 今まで知っているけど使えなかった英語が、少しずつ口をついて出てくるようになった。

というような効果を実感出来ているからです。

この間にカランやDME以外にも通常のオンライン英会話のレッスンを受けたり、瞬間英作文や音読パッケージなどのトレーニングもしていたので、全てがカランやDMEの効果ではないと思いますが、カランやDMEで英語への応答スピードが上がったのはすごく感じます。

カランやDMEは「読み書き出来るけど話せない」状態からとりあえず英語を口に出来るようになった基礎が出来たので、今は他のオンライン英会話を利用して英会話を続けつつ、TOEFLの勉強をベースにボキャブラリーを増やしたり、好きな海外ドラマや洋画を見ながら気になった英語表現をメモしたりして気長に勉強を続けています。

なので、これからカランやDMEを受けようか迷っている人に伝えたいことは、

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Amy

日本の義務教育の英語学習ではなかった感覚で学べるので、ひとまずお試しで受けてみると良いと思うよ!

という感じです。

カランのレッスンを受けるなら、比較的低価格でレッスンを受けられるネイティブキャンプがおすすめです。

DMEは受講出来るオンライン英会話スクールが限られるけど、イングリッシュベルなら無料で1回分のDMEの体験レッスンが受けられます。

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