カランメソッドは本当に効果ある?2ヶ月がっつり受講してみた感想

こんにちは!

最近話題のカランメソッドという英語学習法をご存じでしょうか?

通常の4倍で英語が上達する、英語を話すために必要な脳内回路が鍛えられるとのことで最近はオンラインスクールでも取り入れるところが増えています。

でも、通常のオンライン英会話と比較するとやや値段もお高めですし、専用の教材も買わなければならず…と始めるには少し迷ってしまう方も多いのでは?

そんなカランメソッドを2ヶ月程度ですが、週2〜3回、1日50分を目安に受講してみました。

たった二ヶ月ですがセンテンスで答えるクセがついてとても良かったと思う一方で、これだけで英語の上達は難しいなと思い最終的にはやめてしまいました。

そこで今回はカランメソッドを受講してみて感じたことについてまとめておこうと思います!

カランメソッドとは?

私達がこれまでどうやって英語を学んできたかふり返ってみると、中学生の頃から文法や単語などを教わりながら、主に読み書きをベースに勉強してきたのではないでしょうか?

でも少し考えてみると、私達は日本語を習得するときに「文法」や「語法」などを意識しながら学んできましたか?

答えはNoでしょう。

こうした考えをもとに、「言語を学ぶのに母国語を介する必要はない」として言語学習法の一つとして提唱されているのがダイレクトメソッドというメソッドです。

母国語を習得するときと同じようにターゲットとなる言語のみを使用し、会話を通じて自然にその言語を学習できるように設計された教授法をダイレクトメソッド (直接教授法) と呼びます。

ネイティブキャンプ-カランメソッドより

そして、母国語での助けを借りずに英語のみを用いて英語を学んでいくダイレクトメソッドの一つとして確立させたのがカランメソッドになります。

百聞は一見にしかずということで、ネイティブキャンプというカランメソッドレッスンを取り入れているオンライン英会話のレッスン映像を見て貰うのが分かりやすいと思います。

カランメソッドの方法はシンプルで、先生が2回質問を言うので、それに対して生徒は瞬時に答えをフルセンテンスで答えるという方法です。

通常の4倍のスピードで英語が習得できると言われている画期的な英語教授法であり、特に日本人の苦手なスピーキング力を鍛えたい方には打ってつけのメソッドとも言われています。

日本の英語教育で不足している調音器官を鍛えることが出来るメソッドだとも言われています。


画像:QQ English-カランメソッドより引用

とにかく私が調べたところ普通に英語学習するよりも効率よく英語を身につけられ、特に日本人が苦手なスピーキング&リスニングスキルが身につけられるということのようでした。

カランメソッドを2ヶ月続けてみた効果

カランメソッドはダラダラやっても効果が薄い、と聞いていたので一日50分(25分×2コマ)を週2回は最低でも受講するようにして、受講後から次のレッスンまでの間には教材と音源で復習もしました。

というわけで結構がっつり2ヶ月の受講をしてみた私が感じたカランメソッドの効果を書いてみます。

英語での返答について瞬発力がついた

カランメソッドはとにかくスパルタで先生はめちゃくちゃ早口、次々と質問が飛んできます。

先生が質問を2回読む間に答えないといけないので、質問に対して即座に答えるトレーニングになります。

英語初心者の頃ってまずそもそも相手の言ってること聞き取れないし聞き取れても返答をするのにすごく時間がかかったりします。

聞いた質問を日本語に変換→日本語で答えを考える→英語に訳す

といったことが脳内で行われていたりするわけですが、英語に慣れるにつれて、

英語で聞く→英語で答えを考える

といった具合で会話出来る内容が増えて来ます。

これって結局ある程度表現を覚えて、実際の場で使いながら身につけるという作業が必要になるわけですが、カランメソッドってたった25分のレッスンでもすごいスピードで進むので耳に入る英語、自分が話す英語の量がすごいんですよ。

なので瞬発力をつけつつ体に表現がしみこんでいくのでカランメソッドをやる前に比べると英語の瞬発力はついたと思っています。

センテンスで答えることが出来るようになった

カランメソッドの特徴の一つが、「フルセンテンスで答えなければならない」ことです。

例えば先生からの質問

What’s the difference between A and B?
(AとBの違いは何ですか?)

という質問に対しての答えは、

The difference between A and B is ….
(AとBの違いは…)

と答えるのがルールです。

なんだか同じ言葉を繰り返してしつこいように感じるかもしれませんが、カランメソッドを受ける前の自分は質問に対して単語で答えてしまったりすることもあり、センテンスで答える練習になるなぁとは思いました。

イギリス英語の表現が知れる

カランメソッドはイギリス英語がベースになっています。

私達が普段学ぶことが多いのはアメリカ英語だと思うので、イギリス英語は色々と「えっ??」って思うことが多いし、発音や単語の使われ方も少し独特です。

例えばイギリスでは所有しているものに対して使う”have”を”have got”と表現します。なので例えばこんなやり取りがあったりします。

Q. Have I got four arms? Have I got four arms?

 

A. No, you haven’t got four arms; you’ve only got two arms.

イギリス英語は嫌だなと思うかもしれませんが、私はこれまでアメリカ英語しか馴染みが無かったので、新鮮で勉強になったなと思うことも多々ありました。

結局私がカランメソッドを辞めた理由

カランメソッドを約2ヶ月続けてみたのですが、結論としては私は2ヶ月でカランは辞めました。

なぜ辞めたのか、その理由もかいておきます。

実践的なものじゃないと感じた

例えばカランメソッドの文章の中で、

Q. What’s the negative of “I speak”?
(“I speak”の否定型はなんですか?)

A. The negative of “I speak”is “I don’t speak”.
(“I speak”の否定型は”I don’t speak”です)

などといった文章で、実際の会話の中でこのような文章をやりとりする機会があるのかというと疑問ですね。

勿論トレーニングという意味では良いと思うのですが、「自分の言いたいことを英語で伝えられるようになる」というところにはこのトレーニングだけでは到達出来ないだろうと感じてしまいました。

カランメソッドだけで英語が話せるようにはならない

カランメソッドはトレーニングとして行うのは良いですが、このトレーニングだけを続けて英語が話せるようになるには無理だろうなと感じました。

カランメソッドを続けていればある程度文法事項などは頭に入ってくるし英語で応答するスキルはるいてくると思いますが、スムーズな会話をするためには単語や表現が絶対に足りないと思いますし、他の自習も大事になってくると思います。

そうすると必ずしも効率のいい学習法とは感じられなくなりました。

結局のところ、つまらないから

一番の理由は結局これです。

カランは確かに25分の中で英語に触れる時間も長くて、間違いなくトレーニングになっていたと思います。

でも正直言ってつまらないんですよ。

ただただ教材を続けるだけで、毎回ハードモードだし、現実に使える英語というわけでもない。

これまで英会話の勉強を色々してきて、総じて辛い暗記や繰り返し練習は沢山必要でしたが、カランは私は面白いとも感じられなかったし、ただの作業感覚だったなぁと思っています。

ダイレクトメソッドは必ずしも大人に最善手ではないと思っている

冒頭で「ダイレクトメソッド」というメソッドについて少し説明しました。

確かに「私達が日本語を勉強するときは日本語だけで勉強した」という理論は最もなのですが、残念ながら子どもが言語を覚える過程と、大人になってから言語を学ぶ過程は必ずしも同じではないと考えられています。

複雑な内容のことを英語で説明出来るようになったりするには、こうしたダイレクトメソッドだけで学ぶのは限界があると思っているので、大人になってからの言語習得という意味ではカランメソッドはちょっとどうなのかなぁと感じたのが私の本音です。

「4倍の速さで英語が習得出来る」というのはちょっと大げさで、日本人は「英語ペラペラ」にとても憧れていますからそれを利用した英会話ビジネスの一つでは?と感じなくもなかったです。

ズバリ、カランメソッドはおすすめ?

ここまで書いておいて私はカランメソッドは2ヶ月でやめてしまったので、おすすめかと聞かれたら、「うーん…」となるわけですが、ただこの2ヶ月無駄だったかと言うとそうは思っていません。

25分間のレッスンでかなりの英語シャワーに触れることになりますから、先にも書いたように瞬発力はついたと思うし、何よりも「センテンスで答える」という訓練が出来たのは良かったと思います。

ただ、先にも書いたようにダイレクトメソッドは大人が英語を学ぶ上での最適解ではないと思うので、カランメソッドだけで英語ペラペラを目指すのは無理だと思っています。

こんな人にはカランメソッドおすすめ

  • 読み書きは出来るけど、話すとなると全く言葉が出てこない人
  • 英語での問いに単語で答えがちな人
  • オンライン英会話の教材に飽きてきた

といった人は、カランメソッドを一度試してみると良いのでは?と思います。

続けてみなきゃ分からないと言われればそうなのですが、私は2ヶ月やってみただけでやめちゃったけど無駄だったとは思わないし、経験値としては良かったなと思っています。

なのでお試しで数ヶ月のトレーニングとしてやってみるとリスニングや、英語の応答スキルは鍛えられると思うので、そこで嫌ならやめてしまうのも全然アリです。

実際途中でやめちゃった私だけど、カランのトレーニングは無駄ではなかったと思っているので、レッスンの最後まで続けないと絶対効果がないわけではないからです。

ただ、カランメソッドは初心者向けではないので、英語がからっきし出来ない超初心者にはあまりおすすめしません。

補足 – カランメソッドの進化版、DMEメソッドとは?

カランメソッドは画期的な英語学習メソッドとして人気があるものの、色々なデメリットも指摘されています。

カランメソッドのデメリット
  • イギリス英語がベースになっている
  • 実生活で使わなさそうな例文も多い
  • 文法事項の学習が少ない

そこで、こうしたカランメソッドの欠点を補うようにと開発されたDMEメソッドというメソッドも登場しました。

アメリカ英語をベースにしていて、イラストなどの視覚的な要素を増やし、より自然で実用的な表現が多くなっています。

日本では受講出来るオンラインスクールが限られていますが、私はDMEメソッドも3ヶ月ほど受講してみたので、その時の記事やカランとの比較も書いてみました。

DMEメソッドは効果ある?オンラインで3ヶ月受講してみた感想 カランとDME両方受講して比較!受講すべき英会話メソッドはどっち!?

初心者やアメリカ英語を主体に学びたい人にはDMEメソッドの方がおすすめかと思いますが、受講出来るスクールが少なく値段が高くなってしまうのは難点です。

カランメソッドが受けられるおすすめのオンライン英会話

カランメソッド面白そうだし少しだけでもレッスンを受けてみたいなと思った方に、カランメソッドが受けられるオンライン英会話を紹介しておきます。

カランの教材はどこで受けても同じなので、レッスン料金や、カラン以外のレッスンでも勉強出来そうかなどを見ながら決めると良いと思います。

カランメソッドののレッスンは、ほとんどのスクールで追加料金が必要になっていて通常のレッスンよりお高めになっていたりします。

料金がやや複雑になっているのでカランのレッスンを1レッスン当たりの単価で表すのは難しいです。

ネイティブキャンプ

私が1年ほど続けてみたオンライン英会話で、カランメソッドもここで2ヶ月ほど受講しました。

ネイティブキャンプを1年ほど受けてみての感想はこちらにも書いています。

ネイティブキャンプを1年受講してみて感じたメリット&デメリット

カランメソッド以外にも教材が豊富で、オンライン英会話って何話せば良いの??となるようなことはなかったです。

月額5950円でレッスン受け放題&受けたい時にすぐにレッスンが始められる「今すぐレッスン」があるというコスパ最強のオンライン英会話の一つですが、残念ながらカランメソッドは1レッスン当たり別料金で200円ほど必要になります。

7日間は無料体験期間でレッスン受け放題なので、お試しで入会してみると良いです^^

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QQ English

QQイングリッシュも日本にあるオンライン英会話の中でカラン正式認定校で、講師の質が高いことやカリキュラムが充実していることなどで評判のスクールです。

QQイングリッシュでカランを受ける場合は、月9500円の毎日プランか、月3685円でポイント制でレッスンを受けられるプランに入る必要があります。

講師によって必要ポイントは異なりますが、カランメソッドは通常より追加ポイントが必要になりますので一番安い講師で受講したとしても月に受けられるカランレッスンは5レッスン程度になります。

出来れば週1〜2回か受けるくらいのペースの方が結果も出やすいと思うので、お財布と相談しながら決めると良いかなとは思いますね。

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イングリッシュベル

イングリッシュベルはカランでは利用していないのですが、アメリカ版カランと言われるDMEメソッドの受講のために一時期入会していたことがあります。

料金は他スクールと比較してもやや高めで、最もレッスン単価が安くなる1回25分のレッスンを月40回受けられるプランでも、1回あたりのレッスンは447円と割高です。

イングリッシュベルもオンラインスクールの中では講師の質は高いですし、DMEメソッドが受講出来るクラスは限られているので、お金が許せば是非検討したいスクールですね!

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補足 – カラン受講出来るスクールを料金重視で選ぶなら?

カランをメインで選ぶなら、教材自体はどこも変わらないし、型どおりの決まりきったメソッドなので一番重視したいのは料金かなと思います。

というわけで料金だけに注目して上の3社を比べてみます。3社とも料金体系がそれぞれ違うので、月に何回受けるかによって1回あたりのレッスン単価が変わってきます。

複雑ですがいくつかのパターンで損益分岐点を考えてみました。

例1:毎日25分ずつカランメソッドを受けた場合

カランメソッドを毎日受講する場合は、ネイティブキャンプの場合は毎回レッスン毎に200円ずつかかります。

すると1ヶ月で200円×30日=6000円の追加料金が必要になりますから、月額の5950円と併せて月額11950円になりますね。

QQ Englishで毎日25分ずつカランメソッドを受けられるプレミアムプランが月額10260円(税込)ですから、QQ Englishの方がコスパはよくなります。

イングリッシュベルは一番単価が安くなる40回チケットを買ったとしても1ヶ月の30回分が13000円くらいになるので一番高いです。

ただ、現実に毎日はレッスンを受けられない人も多いでしょう。

例2:週3回・一日25分ずつレッスンを受けた場合

この場合ネイティブキャンプの追加料金は200円×3日×4週=2400円になります。

月額料金と合わせても、合計8250円ですからQQ Englishのプレミアムプラン、10260円よりは安くなります。

QQ Englishのポイントプランだと、カランは一番安い講師でも1回75ポイント使用しますから、12回受講するのに必要なポイントは900ポイントです。ポイントコースで10万円単位のポイントを購入すれば単価は下がりますが、なかなか現実的じゃなくて1万円単位、2000円単位のポイント購入だとやはりお高くついてしまいます。

イングリッシュベルの場合は週3回ペースだと40回チケットは使い切れないので、20回チケットを買ってそのうち12回分を1ヶ月で使い切ったとすると、5880円です。

カラン以外のレッスンを全く受けないならイングリッシュベルが一番お得です。

カラン以外の通常の英会話も受けようと思う場合は、5回以上別のレッスンを受ける場合はネイティブキャンプのコスパが良さそうです。

例3:週2回・1日50分ずつレッスンを受けた場合

カランは実際やってみると分かりますが25分だと英語になれて調子出てきたな、と思うところで終わってしまったりするので、50分受講出来るならした方が良いと思います。

ただ、QQ Englishのプレミアムプランは1日1レッスンと決まっているので、このような受講方法は出来ません。

ネイティブキャンプの場合は一日のレッスン数に制限はありませんから、追加料金の200円×4×4=3200円を月額料金に加えて支払えば良いので、9150円となります。

この場合はイングリッシュベルの20回チケットを買ってそのうち16回分を1ヶ月で使うのと同じ計算ですから、イングリッシュベルでカランの受講に必要な金額は7840円です。

この場合は数回でも別のレッスンを受けるならばネイティブキャンプがお得になりそうです。

結論

QQ Englishのプレミアムプランは1レッスンずつしか予約が取れない・1日1レッスンずつしか受けられないという縛りがあり、毎日1レッスンずつカランを続ける場合以外はレッスン単価も高くなるのでカラン目的に受講するのはあまりおすすめ出来ないです。

ポイントプランであれば複数予約も出来るし、1日50分のレッスンも可になりますが、かなりまとめてポイント購入をしないとお得にならないので値段のコスパのみでみるならあまりよくないように思います。

例えば1日50分・週2回、もしくは1日25分・週3回の受講をするつもりで、カランメソッドのレッスンのみを受ける、他のレッスンは受けても月数回程度、の予定であれば、イングリッシュベルが一番安くなります。

カランメソッド以外にも他のレッスンを沢山受けたい場合はネイティブキャンプが一番コストは安くなると思います。

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